vSAN 6.7 がリリースされ、とうとう vSAN も vSphere Client(通称 HTML5 Client)で操作可能になりました。
What’s New with VMware vSAN 6.7 - Virtual Blocks
そこで、さっそく HTML5 Client で 2 ノード の vSAN を構成してみました。
事前に下記の準備をしてあります。
vCenter 6.7 の HTML5 Client です。

VMkernel ポートの vSAN Witness トラフィックのタグ(vSAN 監視)が設定されているか、
確認できるようになっています。(設定はまだ esxcli などになるようです)

HTML5 Client での 2ノード vSAN の構成。
クラスタの「設定」→「vSAN」→「サービス」の
「構成」ボタンから vSAN を有効化できるようになっています。

「2 台のホストの vSAN クラスタ」を選択します。

デデュープ(重複排除)および圧縮、暗号化などは有効化せず、そのまま次へ。

キャッシュ層、キャパシティ層のディスクを選択します。

すでに vCenter に登録してある vSAN Witness Appliance を
監視ホストとして選択します。

監視ホストでも、キャッシュ層、キャパシティ層のディスクを選択します。

確認画面で「完了」して、タスクが完了するのを待ちます。

構成した 2ノード vSAN の様子。
サポートされていないハードウェア(Nested ESXi)で構成しているのでエラーや警告が出ていますが・・・
「サマリー」タブに「vSAN の概要」が表示されています。

「健全性」の確認も HTML5 Client でできるようになっています。
ためしに「ストレッチ クラスタ」の様子を見てみました。

「設定」タブのメニューをいくつか見てみます。

ディスクグループの様子です。

フォルト ドメイン が 2つ構成されて、監視ホストが指定されている様子もわかります。

ちゃんと 2 ノード vSAN でも HTML5 Client が利用できそうです。
以上、HTML5 Client から vSAN の 2 ノードクラスタを構成してみる話でした。
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