このポストは

vSphere AppHA への道。Part 6. Hyperic エージェントの導入

のつづきです。

今回は、Web Client で AppHA のポリシー作成をします。

 

セットアップ手順全体の流れ

  1. Hyperic の vApp デプロイ
  2. Hyperic のセットアップ
  3. Hyperic への VC 登録
  4. AppHA の OVA デプロイ
  5. AppHA と vSphereHA のセットアップ
  6. Hyperic エージェントの導入
  7. AppHA ポリシーの作成 ★←今回はここ
  8. AppHA ポリシーの割り当て

 

手順

 

Web Client のホーム画面から「管理」を開きます。

appha-pol-01.png

 

「vSphere App HA」→「ポリシー」を開いて、

「+」ボタンをクリックします。

appha-pol-02.png

 

ポリシー作成画面が表示されるので、ポリシー名を入力します。

今回は「appha-oracle11g」という名前にしました。

appha-pol-03.png

 

「アプリケーション サービス」に保護可能なアプリケーションがリストされるので

「Oracle 11g」を選択します。

他はとりあえずデフォルトのままにしておきます。

appha-pol-04.png

 

「修正」という画面で、アプリケーション障害時に

どのように修正(障害復旧)するかを設定します。


今回は、Oracle Database の障害を検知した時に

下記のような動作をするように(期待して)設定してみます。

  • サービス(Oracle DB インスタンス)を再起動する。
  • 3分以内に DB インスタンスが起動しなかったら VM をリセットする。

appha-pol-05.png


vCenter アラーム定義を設定します。

「サービスは停止しました」のチェックを ON にしておきます。

E-Mail での通知は、今回はスキップします。

appha-pol-06.png

 

設定内容を確認して「終了」をクリック。

appha-pol-07.png

 

ポリシーが作成されました。

appha-pol-08.png

 

AppHA ポリシーは、作成しただけでは機能しません。

最後に、このポリシーを VM 上のアプリケーション に割り当てて動作確認してみます。

vSphere AppHA への道。Part 8. AppHA ポリシーの割り当て ~ 動作確認

 

つづく。