ESXi 5.x では、ESXi 自体に SSH ログインするときに
デフォルトではチャレンジレスポンス認証をする必要があります。

 

たとえば、TeraTerm でアクセスするときは、
下記の認証画面で「チャレンジレスポンス認証を使う」を選択して
そのあとに表示される別のウインドウにパスワードを入力します。

ssh-setting1.png

 

これがどうしても面倒な場合は、チャレンジレスポンス認証を使用せず
通常のパスワード入力だけで SSH ログインできる設定にすることも可能です。
※ただし、セキュリティレベルが下がるため推奨されません。
(設定する場合はお試し環境だけにしましょう)

 

 

設定方法

 

1. ESXi のコンソールから、あらかじめ SSH を有効にしておきます。

 

2. SSH の設定ファイルを編集します。

ESXi のコンソール、もしくは SSH でログインし、
SSH サービスの設定ファイルを編集します。

~ # vi /etc/ssh/sshd_config

PasswordAuthentication no
↓(この行を編集)
PasswordAuthentication yes


3. SSH サービスを再起動します。(もしくは ESXi を再起動します。)

 

すでに SSH を起動済みの場合は、
下記コマンドを実行すればその場で(stop_sshなしで)設定反映されました。

~ # vim-cmd hostsvc/start_ssh


これで、Linux のデフォルト状態のように

ユーザ名とパスワードだけで、ESXi に SSH ログインできるようになります。


以上、SSH ログインで少し楽をする方法でした。(TeraTerm ユーザにとっては)